「へえ…竜崎ってタバコ吸うのか…知らなかったよ」
「ヘリの操縦ができるんですから煙草も吸えます。勘でわかります。月くんにだって出来ますよ」
「いや僕は未成年だから。いやいやそういう問題じゃないから。
…てゆうかオマエさっきから何やってるんだ…?」
「サクランボの茎が結べるんですからこのくらい朝飯前です。
月くん───Happy Merry Christmas!」
「…メリークリスマス竜崎。煙で文字を書くなんてホント無駄に器用な男だなあ…」
「無駄とはなんですか。この舌技で毎晩月くんをアンアン」
「Light!Bite off!」
「Bowwow!」
「わー待ったまったまった待ってくださいー!Light!Wait!
月くんに噛まれるなら大歓迎ですがライトに噛まれたらさすがに私の自慢のフランクフルトも」
「ポークビッツだろう。いやいやいやそういう下品なことを言うオマエが僕は大嫌いなんだよ!」
「そんな清純ぶってまたまた月くんてば。だって『おっきくて一口じゃ食べられな〜いvv』って最中はいつも」
「ナイフとフォークで切り刻んでやろうか?」
「わかりましたすみませんごめんなさい申し訳ありません月くん顔がキラになってますよバレますよ落ち着いて。
…月くんに嫌われるのは哀しいですから…じゃあ黙りますね…そのかわり…」
「そのかわり?」

A holy night to the lover,and I love you.

「………心底ムダに器用だな…でも僕はタバコの煙も、キライなんだよね」
だから恋人の口を塞ぐ野暮な有害物質をとりあげて。かわりに甘いあまい、こころにもからだにも地球にも優しい、蕩けるキスを。




「ところで最近の月くんのご機嫌が微妙にナナメなのは、やはりライトのせいですか?」
「そんなんじゃない。しかし、なんでその犬はいつでも竜崎の膝のうえに居るんだ?」
「だからライトなんじゃないですか!
茶色の柔らかな毛並みといい澄んだ瞳といい血統書つきの上品さといい誰より私に懐くところといい」
「僕はオマエに懐いたりしない」
「大丈夫です月くん安心して。いくらライトが可愛くても、私のフランクフルトを美味しく食べる権利があるのは月くんだけ」

「Kira!Bite off!」
「Bowwowwow!」
「わー待ったまったまった待ってくださ………!!………が…ま………」


「the end」



「ヨードチンキガム」 管理人 吉野ナツ 様より
メリクリフリーイラストを頂戴しました。ありがとうございました!

そして勝手に下品なSSをくっつけてみましたすみません。メリクリ!(誤魔化)